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実用的なサイト売買サービスをまとめてみた【事業譲渡・M&A】

こんにちは。
諸事情あって毎日のようにサイトの売買サービスを提供しているサイトを見漁っているヌルです。
純粋にサイト売買だけを提供しているサービスというのは意外と少なく、この手のサービスで大部分を占めているのは事業譲渡やM&Aの類の仲介やマッチングを提供しているサービスです。
確かにWEBサイトやECサイトの売却も厳密には事業譲渡ではあるのですが、M&A系の仲介・マッチングは事業実態としてそこそこの規模を持つものが多くサイト売買に特化している訳では無いので、今回はそういったものは記事後半に載せておくとして、サイト売買に特化したサービスを提供しているサイトをまとめたいと思います。

サイト売買特化サイトまとめ

ラッコM&A

rakkoma.com

私のイチオシはこちらのラッコM&Aです。実は私自身もここでサイトを売却したことがあります。なんて事ないただの雑記ブログで7年ほど更新をし続けていたブログで、非常に良い金額で売れました。
サイト移行も請け負ってくれるので売主買主どちらも楽チンです。この手のサイトの中では最も使いやすく、サービスも良く、客付きも良いので売れるスピードも速い傾向にあります。

SITE STOCK

https://sitestock.jp/

老舗のサイトストックさんです。実はこちらでもサイトを売却したことがあります。やはり老舗なのでそれなりの数の買収希望者がやってきます。
毎日結構な数のサイトが登録・売りに出される盛況ぶりですが、私がサイト(ECサイトだったはず)を売却した時は、そのサイト自体が非常に微妙な感じだったので売れるまで3ヶ月ほどかかりました。みんなが欲しがる魅力的なサイトであればラッコ同様に早く売却ができると思います。

UREBA

ureba.jp

パソコンで閲覧すると見やすさは群を抜いているかなと思います。ECアカウント系の出品はカテゴリが分かれているのも見やすくて良いですね。
案件量もそこそこ豊富な印象です。

SITE CATCHER

sitecatcher.net

サイトキャッチャーさんは先ほどまでの2社と比べると案件量が少ないので、別のサイトやサービスと並行して登録する形が良いと思われます。私はここで売買経験はありません。

サイトレード

site-trade.jp

「ハイクラス&良質サイトに特化」と謳われているのがこのサイトレードさん。使ったことはありません。
残念ながら案件数は多くない傾向にあります。そしてハイクラス...良質....?みたいなサイトも登録されているので真剣に受け止めないで覗くのが良いと思います。

サイト売買 Z

www.site-z.com

サイト売買と謳いつつも執筆時点では8割くらいの売却案件がAmazonセラーアカウントやebayのアカウントさ出品されている状態です。案件数自体も多い訳ではないのですが、セラーアカウントが欲しい方には良いのかもしれません。

EC SPACE

ecspace.jp

2022年12月にスタートしたというEC SPACEさん。ECサイトの売買に特化しているということで、ちょっと気になっています。ただ売主もしくは買主が主体的に動いてどうこうするというよりは、専属の営業さんが売主買主をマッチングさせているサービスのようなので担当さんによっては悲惨な結果に終わるかもしれません(仲介系はどこもそうですが)
微妙にサイトの日本語の使い方がおかしい(誤字?)箇所があったり、説明不足な感じがあったりとまだまだ荒削りな状態です。個人的にはもっと数字で成約数やら成約までの期間やらを説明して欲しい感じがします。でもECサイト特化というのは良いセンスだと思います...!

他にも色々なサイトがあるにはあるのですが、どれも有象無象というか似たり寄ったりだったり、運営されているのか何だか分からなかったり、案件数が極端に少なかったりで実用的ではないので掲載しませんでした。

番外編

ここからはサイト売買「も」扱っている、M&Aマッチング・仲介系のサービスです。

BATONZ

https://batonz.jp/

バトンズは恐らく国内最大手のM&Aマッチングサービスです。サイト売買系の案件もそこそこ転がっていますが、基本的には実店舗や企業そのものの売却、株式分割等々、割とちゃんとした形で事業譲渡と事業買収を行う人たちが多いです。
私も利用した事がありますが、バトンズで扱うにはショボい案件だったのか成約には至りませんでした。事業売却案件の登録後は専任のアドバイザーと面談がある関係で、変な案件はあまり転がり込んでこないという点は安心かと思います。
この手のマッチングサービスでは何故か?どこでもそうなのですが、売却案件に対して買収希望者が情報開示を求めてきた後、挨拶とか,検討しているとか,交渉やめますとか、そういう連絡も何もなく音沙汰無しというパターンが滅茶苦茶多い(会社の名前を背負っているのにそれで良いのか...?)のですが、バトンズはサイトの規模が大きいだけにそういったよく分からない人も多いです。仕方ないですね。

TRANBI

www.tranbi.com

こちらも事業譲渡のマッチングサービスとしてはバトンズと同じくらい大手です。やはりサイト売買系の案件もそこそこあります。そしてここも使用した事がありますが、私はオススメしません。もう一度言います。オススメしません。
それは何故か?買収者層が良くないのです。

他社サービスと違うのは売却案件にコメント欄がある点ですが、残念ながらこれがいけない。いや、コメント欄があったから気付いたとも言えるのですが、以前私がこちらに案件登録をした際に、サイトを利用している匿名の誰か(多くは経営者でしょう)から経営者とは思えない非常に頭の悪いコメントが色々とつきまして・・・

「こんなのどうやって売れば良いか分からない」
「購買層が分からない。この商品を買う人は居ないのでは?」
「サイトのデザインが良くない。このままでは無理。」

と、知らない間にぶったまげコメントが3件も!心の中で「全部そっちが考える事やろがい!」と一蹴しつつ売却案件とアカウントを爆速で削除しました。割と長い期間ここに掲載していましたが、そういったコメントの影響もあってか、アカウントを削除するまでの交渉数は0!

ま、たまたまなのでしょうが買収するだけで全部上手くいくと思っているボンクラ経営者がそこかしこに居るので事業譲渡は怖いのですね。(余談ですが、コメント欄でボロカスに言われていた事業は他所で良い会社に買収していただき、今もうまく行っています。)

M&A-WEB

ma-platform.com

こちらはECサイトとECアカウントの案件が7割くらいを占めているサービスです。
この手のサイトには買い手のニーズが閲覧できて、そのニーズに合致する売主から直接オファーを飛ばす事が出来るのですがここはそれがしやすいのが良いですね。

スピードM&A

speed-ma.com

割と真面目な案件が多いサイトです。
しかし!(たまたまだったのかもしれませんが)以前こちらに売却案件登録をした際、サイトの名称が「スピード」なのに、めちゃくちゃ審査が遅かった上に「(案件が特殊で)掲載できないです!」というメールが送られてきて、はい〜?となった覚えがあります。普通に使う分には問題ないはずです。

M&A総合研究所

masouken.com

個人的には今、一番連絡を取りたい仲介会社さんです。
というのもこちらの社長さんがめちゃくちゃ頭が切れる方らしく、それは同社の株式情報を見ても手に取るように分かります。(なんだこの業績!?)
成約までのスピードも仲介にしてはかなり速いので時間的な余裕があれば検討したいところですね。

おわりに

サイト売買サービスにも色々なサイトがあるものの実用的なサイトは限られています。
買う側にとっては案件数と鮮度、売る側にとっては多くの買収希望者の目に触れるサイトで高く売りたいものです。他にも良いサービスがあればぜひ教えてくださいませ。。

 

玄人志向のパーツは本当に危険(ダメ)なのか?

こんにちは。本日は自作PCをされる方向けの記事です。

弊社はちょっと特殊なパソコン(全部特注品!)を作って納品しているので、仕事柄様々なメーカーの商品やパーツに触れます。
そのパソコン達の使用用途も特殊で、基本的には年中無休で使い倒される運命にあるため簡単に壊れてはマズイのです。そういった事情から弊社では壊れにくいPCパーツはパーツごとに、「どのメーカー」の「どのモデルが良い」と把握しています。場合によっては他のシステム屋さんや商社の方にこっそり教えてもらっています。でもそういうパーツは基本的に高いのです。(高いものが絶対に良いとは限りませんが)

特注品のマシンはスペックは勿論、販売価格もびっくり価格(保守もありますので)です。しかし価格は誰が何と言おうと正義。安すぎると不安感が出ますが、安い方が売れるのは間違い無いのです。

弊社のマシンには基本組み込んでいませんが、少しでも安くと言われた時に活躍するのが玄人志向のパーツです。良いとか悪いとか賛否両論の玄人志向は実際どうなのか、という話を今回はお話ししようと思います。

玄人志向とは

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玄人志向と言えば昔はグラサンのおっさんのロゴで、いわゆるバルク品みたいな状態のものをサポート無し(あったのかもしれないけど)とか、保証は初期不良保証だけで売る代わりに安い、みたいなブランドだったと思います。その名の通り玄人向けでした。

電源、グラフィックボード、インターフェイスボードがメインですが、最近ではゲーミング方面に力を入れているのか,例のグラサンおじさんを見る機会は減り,代わりに強そうなアンドロイドくんがパッケージに印刷されているGALAKURO GAMINGなるブランドまであります。(そのブランドで椅子まで売っている!)ともかく自作をする人であれば何かしら見聞きしたことはあるはずです。

実際のところ「悪い」のか?

流石に玄人志向のゲーミングチェアは使った事がないのですが、電源やグラボなんかは一通り弊社で組み込み実績があります。

たとえば↑の電源。プラグイン方式ではなく配線が筐体から生えているオールドタイプです。見ての通り既にマシンは解体済みで、5年ほど年中無休で動いていたマシンから引っこ抜いたものです。そこまで負荷の高い仕事をさせていた訳では無いにしろ、マシンの入れ替えに伴って引き取ってきただけなので5年間ノントラブルで帰ってきたことになります。優秀!

他にも750Wの電源などを組み込んでいるマシンがあり、4年目に入るみたいですがこちらも今の所トラブル報告は上がっていません。音はお世辞にも静かとは言えないものが多いような気がしますが、弊社の場合そこまで大きな問題にはなりません。

お次はグラフィックボード。ハイエンドモデルの採用例はありませんが、RTX30系では〜3070,RTX20系では〜2060Superまでの採用例があります。GTXシリーズも過去数枚使っているような。
グラボもなかなか優秀で、今の所壊れたという話は弊社製マシンでは上がってきていません。このRTX3070搭載マシンの一例で、映像制作会社さんで納品3年目のマシンがありますがこれも特に問題なく使えているようです。
ちなみに「壊れた」ではなく「壊した」人を知っています。弊社製マシンに2Lのコーラをこぼして・・・(全損)

意外と壊れません

そこまで組み込んだ母数が多くはないので統計的なところで他社と比較はできないのですが、感覚としては大手メーカーの製品とそこまで変わらない故障率ではないかなと思います。勿論、工業製品なので当たり外れはあるでしょうが今の所弊社でハズレは引いていません。笑
玄人志向製のものは割と安く売られている商品が多いので自作PCで組み込むには良い一手ではないでしょうか。

ではでは。

NEC Aterm WX1500HPで5GHz帯だけネットが繋がらない【PCサポート】

こんにちは。
今回はPC修理ではなくPCサポート、ネット接続のお話です。

正直な所、この手のサポートは完全に私の守備範囲外(弊社製PCの修理しか基本しません...)なのでいつもなら「メーカーかプロバイダに電話してね!」で終わりなのですが、弊社のPCをお使いいただいている事業所さんからのヘルプで、各所のサポートに連絡したけど万策尽きたという事だったので他県へ出張サポートに行ってまいりました。(もちろん有料ですよ?)

問題のルータ

今回問題になっているのはNEC製 Aterm PA-WX1500HP。小さい。

事前情報では「Wi-Fiが繋がらない。繋がってもすぐ切れる。」というような事を聞いていたので、てっきり二重ルータになっているか、プロバイダの接続設定が吹っ飛んでるのでは?なんて予想をしていました。
しかし現場で確認したところ二重ルータではなさそうだし、回線契約はIPoEで提供されているIPv6になっていたのでそういうことでもなさそうです。(PPPoE接続の場合はプロバイダ契約時に送られてくる資料をもとにルータの設定が必要ですが、IPoE接続の場合は基本的に回線認証なのでユーザーによる設定は不要です。IPv6は基本IPoE接続です。)

症状を再現する

症状を再現したいので持ち込んだPCをこのネットワークに繋いでみます。すると5GHz帯のWi-Fi(11 ax)が確かによく切れます。というか停波します。その後数分するとまた電波は送出されるのですが、また停波の繰り返しです。2.4GHz帯は安定しているので状況から見るにDFSが動いているような気がします。

ご存じでない方のために説明するとDFSはDynamic Frequency Selectionの略称でして、簡単に説明すると同帯域でレーダー波を検出すると電波を停波させたり、チャンネルを移動させたりする機能です。
5GHz帯というのは主に旅客機・軍用機のレーダー、気象レーダーと干渉します。当然ながら航空機の安全や気象観測の方が重要ですから、原則この手のレーダーを検出した場合はルータ側が帯域を譲らないといけないのです。

こちらの事業所のすぐ近くには自衛隊基地があり、戦闘機やら何やらが頻繁に離発着するので恐らくそのあたりが影響しているのでは?と思います。

チャンネルを固定して解消

DFSが働くのは5GHz帯のうちW53,W56のチャンネルです。W52はレーダー波で使用されないので、5GHz帯で使うチャンネルを自動からW52へ固定します。

オートチャンネルセレクト→使用しない
使用チャンネル→W52

一つ注意点があるとすればW52で伝送する際の速度の理論値は、帯域幅80MHzの場合1200Mbps程です。今回のケースでは固定回線が1Gbps契約だったので問題ありませんが、引き込んでいる回線が2.5Gbpsとか10Gbpsということであれば、W52へチャンネルを固定するとWi-Fi 6の理論値2400Mbpsには遠く及びません。通常はW52以外のチャンネルも併用して伝送して、やっと2400Mbpsという理論値が出ます。
(そもそも本機ではWi-Fi6で最大1200Mbpsまでしか仕様上出ないみたいです。そういう超高速な回線を引いている人が本機を使うとは思えないのですが念の為。。)

おわりに

その後特に不具合なく動いているようです。よかったよかった。

Intel I226-Vコントローラの不具合を直す(応急処置の)方法

今回はマザーボードに搭載されているLANコントローラのお話です。
PC修理のカテゴリに記事を突っ込みましたが修理でも何でもなくただの応急処置です。

現在Intel製 I226-Vコントローラを搭載しているマザーボードで、ネットが瞬断,パケロス等の問題が発生しています。2.5GbEコントローラということもあり売れに売れているコントローラなので、ASUSだろうがGIGABYTEだろうが、MSI,ASRockだろうがこのコントローラを搭載しているマザーボードはメーカー問わずこの問題が発生中です。
切断されてしまうとイベントマネージャにID27とかID32が記録されます。

そういえばI225-Vの時も同様の問題があったと記憶しています。以前にはCPU発売時にドライバを配布し忘れたという余罪もありますので、どうもIntelはドライバ周りが弱い印象です。もっと頑張って!

さて弊社で販売しているマシンは基本ASUS製マザーを使用しているのですが、まだRaptor Lake搭載マシンは特注扱い(使用予定のマザーがいつまで経ってもリリースされず個人向けモデルに落とし込めていない)なので法人向けの特注マシンをほんの少し販売した程度。それでも不具合報告があちらこちらから上がって来ており、ドライバの更新を待ってくださいとは到底言える状況でもないので応急処置の方法を模索しました。結果、有効な方法が見つかったので書き記しておきます。

伝送モードと省電力設定を変更する

一番効果があったのはこの方法です。手順は以下の通り。

  1. デバイスマネージャから該当デバイスのプロパティを開く
  2. I226-Vのプロパティが開くので、詳細設定(Advanced)→「速度とデュプレックス(Speed&Duplex)」を選択→値を「2.5Gbps Full Duplex」へ変更。
  3. プロパティの電源管理(Power Management)から「省電力イーサネット(Energy Efficient Ethernet)」のチェックを外す→OKで終了し再起動

色々と検証しましたがこの方法で落ち着きました。少なくともASUS製マザー(Z790)を搭載している弊社製PCはこの方法でネットが瞬断されることなく”とりあえず”使えているようです。どうも1000,100baseで通信しようとすると今回の症状が出やすいようです。(もちろんそれだけではないのですが)それが電源管理的なところから来るのかは不明ですが、伝送モードを固定してあげることと合わせて省電力設定を切ってあげることで対処が出来ました。なんかIntelのドライバって電源管理でトラブってることが多い気がするなぁ。

その他の対処方法もある

先述した通り弊社で販売したPCは全て法人向けなので、そういった事情と100%どうにかなるという訳でも無かったので提案はしませんでしたがこういった方法も効果がありました。

  1. LANケーブルを交換する
  2. モデム(ONU/回線終端装置)あるいはルータと該当マシン間にスイッチングハブがある場合は他モデルへ交換もしくは外して、モデム/ルータから可能な限りLANケーブルを直通させる。
  3. 公式ドライバの過去バージョン、27.8にドライバを変更する。

1と2、これは割と初期の段階で気づいた(というよりはI225の時に発見していた)のですが、どうもコントローラと相性の悪いLANケーブルがあります。更にハブが悪さをすることもあります。これはそこのシステム次第なので何ともいえません。とはいえ基本的にドライバの方で不具合が修正されればそれで済むのと、先方の情シスさん的にもこんな大それた方法は(色んな意味で)出来ないし、絶対直ります!とはこちらも言えません。しかし弊社の検証ではこれで問題なく使えるマシンもありました。

3のインテル公式ドライバはバージョン27.8というものを使用します。

www.intel.com

絶対直るとは言えませんが、結構な確率で直るのでこれを対処方法としてもよかったのですがたまに改善しないマシンも存在しました。

おわりに

早いところIntelはバグフィックスしたドライバを配布しておくれ・・・。

Windows10で発生したVIDEO_DXGKRNL_FATAL_ERRORを直す【PC修理】

こんにちは。
今回は出張修理です。本来は弊社製のPCをご利用されているお客様で弊社(というか私の自宅)から車で片道2時間くらいまでの目的地でご利用されている場合に限り出張修理をするのですが、お知り合いからのご紹介で,しかもめちゃくちゃ急いでいるという事だったので今回は出張修理をお引き受けしました。

個体情報

今回のお客様はとある映像制作会社さん。先方の社内だったので写真をバシバシ撮影する訳にも行かず、画像は↑のエラーコードの画像のみです。ご利用されているマシンの詳細はこちら。

  • メーカー:海外D社 
  • 個体情報:2020年製 タワー型デスクトップPC
  • OS:Windows10 Pro 64bit
  • CPU:Intel Core i7 10700K
  • メモリ:16GB×2 32GB
  • SSD:未確認
  • GPU:OEM RTX 3060Ti(最近のD社のゲフォ系はMSIがOEMしているものだったと記憶していますが間違っていたらごめんなさい)
  • 電源:未確認
  • 症状:Premiereを走らせるとブルースクリーンが出る

制作会社のマシンなので映像編集に使っているのかと思いきや、この子は利用用途が少し特殊で、この会社内にある配信スタジオで配信映像を送出したり、スイッチャーに素材出し(PremiereでV出ししているらしい)したりするために利用されているようです。
事前に聞いていたのはとにかく急いでいるということだったのですが、どうやらこれが動かないと配信が出来ないからということのようです。運の悪い事にオンエアは5時間後(!)責任重大です。

再現したので直す

確かにPremiereを起動させると「VIDEO_DXGKRNL_FATAL_ERROR」が出て来ました。
他のソフトを起動させてもストレステストを行っても再現しないので、原因はグラボではなくPremiere本体若しくはドライバでしょう。

本機にインストールされているNVIDIAのドライバーはNVIDIA Studio Driverのバージョン528.02でしたが、運良く本日528.24がリリースされたばかり。しかもバグフィックスの内容に目を通すと

Adobe Premiere Pro、Photoshop、および Lightroom が 528.02 で不安定になる [3940086]

となっています。これは当たりか・・・?
早速最新ドライバをインストールして1時間ほどPremiereを触りましたが大丈夫そうです。弊社の基準的にはもう少し検証したいのですがオンエアまで時間がないので、とりあえず本機を引き渡してオンエアに立ち会う形で様子見をしました。結果的には正常に動いてくれていたので一安心です。

まとめ

重要なシステムに組み込まれるPCには可能な限り壊れにくいメーカーのものを、そしてサブ(予備機)を用意していただけると安心かと思います。。

PXW-Z190で4K収録をする際のSDカード選び

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こんにちは。今回は映像屋さん向けのお話です。
弊社ではZ190を所有しています。ただ正直なところ,この片田舎では、4Kで撮影を求められることも納品することもほぼ無いのですが(それにZ190で吐き出される4Kの映像は使う場所を選ぶので...)、他社にこの子を貸し出すと「どこのSDカードなら使える?」と聞かれることがままあるのと、何らかのトラブルでいつも使っているSDカードが使えない(壊れた,壊した,持ち出し忘れた等々)ということも往々にしてあり得るので、適当なカードでも使えるのか検証したいと思います。

カメラ側の仕様

一度カメラ側の仕様についておさらいします。
Z190で言う「4K」とは下記の通りです。

  • 3840×2160
  • フォーマット:XAVC-L(XAVC Long)
  • コーデック:MPEG-4 H.264/AVC
  • ビットレート:VBR 最大150Mbps

4K収録対応カードは「SDXC(Class10,UHS-Ⅰ,U3)」となっています。
周波数(フレームレート)は最大59.94Pまで一通り選べますが4Kの規格的には59.94Pが標準なので弊社では特に先方からオーダーがなければ4Kは59.94Pで回しています。

仕様から考えるにビットレートの最大値が150Mbpsなので、SDカードに求められるスペックは“最低”書き込み速度で18.75MB/s程度の速度が必要なことが分かります。

“最低”書き込み速度と書いたのは言わずもがな、SDカードやパッケージに記載されている書き込み速度というのは“最大値”です。いくら最大値が優秀でも、平均あるいは最低速度がポンコツであれば当然書き込みが追いつかず収録事故が発生します。そういった問題があるために、こういったファイルベースのカメラで使用する記録媒体はメーカーが示している推奨カードの規格と、最低速度が重要です。

確実に使えるカード

Z190の上位機種であるZ280や、XDCAMシリーズ(円盤記録のENG系以外)の殆どの機種は基本的に記録媒体はSxS一択なので何も悩むことは無い訳ですが、SDカードしか使えないZ190で使って絶対大丈夫ということになっているのはSONYのTOUGHシリーズです。(これを使っていないと何かあった時に責任問題になりかねないので)弊社でも使っています。(SxSに比べれば)安い。

Eシリーズはスペックが多少劣る分、黄色いGシリーズよりも若干安いのが特徴。これも弊社で使っていますが特に問題は起きていません。

他社製カードを検証する

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ここからは実験です。写真の通り4K 59.94P,最大150Mbpsでカメラを回し、記録先として他社のカードを使ってみます。

この検証では10分間連続でRECし、バッファエラーが出たり,RECが止まらなければ良しとします。ビットレートがVBR(可変)なので、高めのビットレートを出すためにPCモニターに点滅の激しい音楽ライブの映像を出し、カメラはそこに向けて録画をすることにしました。(本当は海にでも行けば良かったのですが寒いので..)

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弊社に転がっていたSDカードを数枚検証します。実際問題、この検証で使えたとして今後も使うかどうか聞かれと怪しいカードが沢山ありますね。。

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大体どこの制作会社にもあるお馴染みSandiskのExtreme PRO。UHSスピードクラス3,ビデオスピードクラス V30で読み込み最大170MB/s、書き込み最大90MB/sとなっているので、SDアソシエーション(SDカードの規格を策定している団体で、速度関係の規格を乱立させユーザーを混乱に陥れている主犯)の規格的には最低書き込み速度30MB/sが保証されています。

結果:使えました。
後日仕事で使いましたが3時間連続RECも出来ました。

※ただし昔のロットの本カードはZ190と相性が悪く、収録どころかフォーマットも出来ない(=カメラ側に認識されない)と公式にアナウンスされているのでお気をつけください。弊社のこのカードは2022年夏頃に購入したもののようなので、現在流通しているものは大丈夫だと思いますが念のため。

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多分GH4か何かで4K収録する案件で購入したTranscendのカード。その後は弊社のNXCAM(2年くらい前に全機退役)で使用していました。

UHSスピードクラス3、読み込み最大95MB/s,書き込み最大60MB/sです。ビデオスピードクラスに関する記述がありませんが、一応規格上は30MB/sの書き込み速度が保証されているものに入るはず。当時はこれでもかなり高速な部類だったので価格はそこそこお高かった気が。

結果:使えました。
後日仕事で1時間連続RECをしましたが問題ありませんでした。

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今度はサンディスクのSDHC。最後にいつ使ったか分からない。

結果:使えません。

※4K収録時、Z190はSDHC非対応なので当然の結果です。今までZ190にSDHCを差したことすら無かったので試していませんが仕様上,プロキシ収録用ならSDHCでも使えるそうです。

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お次はトランセンド製のSDXC出始めの頃のカード。スピードクラス10です。それ以外の規格についての表記はありません。(規格が乱立する前の時代の代物ですので...)
この子もまた、最後にいつ使ったのか分からない。

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フォーマットしていたら
メディア(A)は非保証メディアです
とカメラに怒られました。確かに推奨スペックのカードではないけど、カメラ側で判断出来るんですねぇ。優秀。

結果:途中でRECが止まりました。

しかし何度か試すと10分間止まらずに使えることもありました。ビットレートの可変具合によるものではないかなぁと思います。つまり書き込み速度がギリギリってことですね。

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こんな危なっかしい方法は誰も仕事で使わない(少なくとも私はやらない)と思いますが、SDXC規格のマイクロSD(サンディスク製Ultraシリーズ)を変換アダプタを使ってカメラに差し込んでみます。多分GoProがHero3とか3+の時代にGoPro用に使っていたマイクロSD。

結果:使えません。

カメラから見えずフォーマットすら出来ませんでした。
UHS-ⅠですがUHSスピードクラス1なので推奨カードの基準を満たしていないという点がダメなのか、どこが作っているのかよく分からない変換アダプタが悪いのかは不明です。しかし先ほどの古いトランセンドのSDXCが一応認識されていたことを考えると変換アダプタが悪いのかなと思ったり。

まとめ

割と安物のSDカードでも要求規格さえクリアしていれば大丈夫でした。
安牌はSONY製カード、どうしてもSONY製カードを使えない理由があるのならサンディスクのエクストリームプロが良いのでは無いかなと思います。

出先でトラブった時は家電量販店がないと厳しいかもしれません。
一応近所のコンビニを数軒見て回りましたが、コンビニ大手(セブンイレブン、ファミマ、ローソン)で取扱のあるSDカードの多くはキオクシア製(旧東芝)で、殆どのお店が16GB(と、32GBがある店もあった)のSDHCカードしか置いていません。速度云々以前にZ190では使えません。

メディアは必ず予備の予備まで持っておけ、ということですね。

施工不良によるエアコンの水漏れもある

こんにちは。

これはまだ私が一人暮らしをしていた時に借りていたアパートでのお話です。こういう事もある、という事で記事にしておきます。

新品のエアコンなのに・・・

元々このアパートには”設備”としてエアコンが取り付けられており、年式はもう10年以上前の富士通製エアコンでした。
入居時にエアコン内部もクリーニングしてくれていたのでしばらくは特に不便なく使えていたのですが、ある日を境にうんともすんとも言わなくなりました。故障です。

管理会社に電話をしたところ、真夏にも関わらず翌日に設備屋さんと管理会社の方が来てくださり、直しても(年式的に)またいつ壊れるか分からないから〜と気前よく三菱電機製の霧ヶ峰を取り付けてくださいました。それもこれも、実はこの物件は管理会社が自前で持っている物件なのとその管理会社は基本的に地域で一番大きな建設会社なので真夏でもエアコンと設備屋さんを手配できるのです。

無料で直ってよかった〜と思ったのも束の間。

水漏れ。
エアコンが新品に変わって1週間のことです。エアコンの外装の繋ぎ目から水が滴っています。(写真では見えませんが)
すぐに管理会社に連絡すると、この間来てくださった設備屋さんがすっ飛んで来てくれました。

ちなみにこの日は外気温34度くらいの日だったと記憶しています。
そのためエアコンを止めると途端に室内がサウナになってしまう!ので、電源オンのまま原因究明。この時初めて気が付きましたが、エアコン付近のクロスがびしょびしょに濡れており、その中の断熱材までびしょ濡れとのことでした。(もしここが自分の持ち家だったら泣いてますよ。)
そして3時間ほど粘ってくれたおかげもあり原因が判明。

どうやらこの大きすぎる配管用の穴が悪いようで。誰がどの段階で開けたものなのかは?だそうですが少なくとも建てた時では無いらしく、まぁ古いアパートですから歴代の住民の誰かが自前でエアコンを交換して、その時に入った変な業者が空けたのでしょう。

ウレタン吹きつけで解決

この大きな穴のせいで水が漏れてくるメカニズムは大まかに説明するとこうです。

  1. 内部を通っている冷媒管が(断熱を巻いているのですが)、穴が大きすぎるがために外気に触れる面積も増え、熱交換器で発生しているドレンとは別に結露水ができてしまっている。
  2. この居室は第3種換気(吸気は自然吸気、排気は機械排気)で基本「負圧」の状態。自然吸気口の他に吸気口になってしまうのはこのエアコンの穴以外になく、ものすごい勢いで外気が侵入しているため、冷媒配管を伝い水がある種逆流して居室に侵入。その過程で断熱材やクロスも濡らした。
  3. しかしながら配管外で発生している結露水とは別に、室内機で出来たドレンも漏れている様子。これはどうやら部屋の広さに対してエアコンの能力が追いついていないことと、2の負圧状態のせいで室内機外に微量漏れている。(この居室は7.5畳。1Kのお部屋なのでKの部分も冷やしていることと、築30年そこそこの木造アパートなのでそこまで気密性が無いことを加味すると、新しく取り付けてもらった6畳用の霧ヶ峰では力不足なのでしょうね。)

つまるところ、この穴を塞げばとりあえず水漏れはどうにかなるので「ウレタンを吹きつけましょう」ということになりました。それにしてもこの穴、私(男)の腕が2本入るサイズです。一体何を考えてこの穴を開けたのでしょうね。。

後日ウレタンを吹きつけてもらってから水漏れはぴたりと治りました。
次回エアコンを交換する時ってこのウレタンはどうやって処理するのかなぁと少し気になりますが、、ドレンの詰まり以外でエアコンから水漏れしている場合はこのような施工不良もあるんだなぁと、頭の片隅に置いておきます。