こんにちは。
4月と言えば入学シーズンですね。撮りためたお子さんの入学式の映像はどうされていますか?データだとHDDの中で嵩張ってしまうので、DVDやBDにしておくと保管も楽チンですよね。
保管の際、ただ映像を焼き込んだレーベルが白いままのDVDでは味気ないのでレーベル印刷をする方が多いと思いますがインクジェットプリンタでレーベルを印刷すると印刷後に色が滲んでしまう場合があります。それが湿気が原因の場合、ある程度滲みに有効な方法があるのでご紹介します。
色がにじむ原因
レーベル印刷対応のDVDやBDディスクを購入してご家庭のプリンタ・複合機でインクジェット印刷すると色が滲んでしまうのにはいくつかの理由が考えられます。
・互換インクを使用している
・互換インクと純正インクを混在させて使用している
・印刷後の保管状況が悪い
大体この3つです。
互換インクのみを使用している場合、互換インクは低品質なものがかなり流通しており(大手メーカーのものでもロットによってばらつきが見られたりします)にじみの原因となります。
純正インクに互換インクと純正インクを混在させて使用した場合はインクが空気に触れて劣化、異なる質のインクが混ざって数ヶ月後に色にじみを起こす原因となります。
では互換インクを純正インクにしたからと言って色にじみが改善されるかと言うと改善されない事が多いです。プリンタのインクが通る経路内に少なからず互換インクが残留していて交換後も色がにじむ事が多いケースが多いように思います。つまり原因がインクに起因する場合はプリンタの買い替えと、買い替え後は純正インクのみを使用するという方法でしか改善できません。
次に印刷後の保管状況が悪い場合についてです。この「保管状況の悪い」というのはつまり、湿気の多い場所で保管した場合という事です。通常のレーベル印刷対応ディスクはレーベル面に耐水処理が施されていないため湿気に大変弱いです。この場合、耐水レーベル(ウォーターシールドレーベル)という水・湿気に強いレーベルを持つディスクを使用することで色にじみを軽減することが可能です。
耐水レーベルを使う
こちらが耐水レーベル(ウォーターシールドレーベル)を使用して印刷したレーベル面です。写真では分かりにくいかと思いますが表面は通常のディスクよりもツルツルしています。
では本当に水を弾くのか実験してみましょう。
ディスクに水を掛けた後、水滴がついたまま数分放置しましたが色のにじみはありませんでした。通常のディスクならばこの時点で色が滲んだり完全にインクが落ちてしまいます。
という訳でこのくらい水に強いです。湿気の多い場所に保管するということであれば耐水レーベルの使用を考えたほうが良いでしょう。

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おわりに
若干普通のブランクディスクよりも高いのですが、ホームユースであればもう少し安い耐水レーベルを使うのも良いでしょう。耐水レーベルでレーベルをキレイに印刷してみては如何でしょうか^^;

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