こんにちは。
以前ANRANさんのPOE防犯カメラを提供していただいたのですが、今回はトレイルカメラを提供していただいたのでレビューを書きたいと思います。
トレイルカメラとは野生動物の観察用に使うものでテレビでも使われています。今回提供していただいたトレイルカメラは防水で、シャッターのトリガーは最短0.2秒!というハイスペックなものです。防犯カメラとしても使えるので本来のトレイルカメラとしての用途以外でも人気が出てきているようです。
開封
動物観察用...っぽさが出ている緑色の箱です。
カメラの他に取扱説明書、取り付け器具、テレビなどに映像を映す時に使うケーブルが入っています。基本的にカメラ単体で動くものなので付属品は少なめです。
取り付け器具はカメラを木に巻き付けたりするためのベルトも付属しているのでお得です。
カメラ本体
カメラ本体はミリタリーな色をしています。3分の1は暗視に使う赤外線ライトが占めています。
本体横についているロックを外すとモニターと操作パネルが見えてきます。更に右側のパネルを外すと電池を入れる電池ボックスが出てきます。電池ボックスの爪が硬めで結構開けにくいのですが、防水であることを考えると仕方ないでしょう。
操作パネルの下側にはMicroSDを差し込む場所やAV端子、USB端子、スイッチが設置されています。
使用前の準備
電池を入れる
まず単三電池8本を電池ボックスに設置します。これだけ積むことでスタンバイは最長8ヶ月持つそうです。野生観察用ならではです。
ちなみにこのカメラは単三電池以外にも外部電源で給電することがすることが出来ます。電源が供給できてMicroSDの残量さえあれば半永久的にカメラを動かすことが出来る訳です。
MicroSDを差し込む
MicroSDを差し込みます。Class6以上で最大32GBまでのものが使用できるとのことです。今回はSDHC規格のものを使用しましたが問題なく使えました。
MicroSDをフォーマットする
スイッチをTESTモードにして、操作パネルのメニューボタンを押します。
メニューの項目から「メモリーカードを初期化」を選んでフォーマットを行います。
日付を設定する
時間＆日付の項目で日時設定が出来ます。
その他に出来る設定
意外と高機能なカメラなので設定項目がたくさんあります。使いそうな項目をリストアップしました。
・作業モード
写真・映像のみの録画、若しくはそのどちらも両方を記録するかどうかの設定です。
・写真の解像度
3,5,8,12,16メガピクセルの中から選択できます。
・連射枚数
写真撮影時に1～3枚の間で連射できます。動物は動きが早いので撮り漏れを防ぐことが出来ます。
・映像の解像度
1920×1080(25fps),1080×720(30fps),720×480(30fps),640×480(30fps),320×240(30fps)の中から選択できます。
・映像の長さ
3秒～10分の間で選択できます。
・録音
ビデオ撮影時に音声を記録するかどうかが選択できます。
・ショットラグ
動体検知後に撮影を開始するタイムラグを5秒～60分の間で設定できます。
・IR距離
暗視時に照射する赤外線の強さを3段階の中で選択できます。
・側面センサー
カメラ中央のセンサー以外に側面の動体検知センサーがこのカメラには内蔵されています。そのおかげで広範囲の動体検知が可能ですが草木の揺れを完治してしまうという弊害も発生するのでON,OFFが選べます。
・センサーの感度
低・中・高から感度を選択できます。
・監視時間帯
指定した時間帯で撮影を行うための設定です。
・タイミング間隔
インターバルでの撮影を行うための設定する。動体検知に関係なくインターバルで撮影を行います。
・パスワード保護
本体をパスワードで保護できます。
撮影してみた
今回は夜に野良猫が出没するスポットにカメラを設置して写真を行ってみました。
すると...
猫さん出没。意外とキレイに撮れています。
ちなみに昼間に撮影を行うとこんな感じで写ります。
今回は16MPで撮影しましたが監視・防犯カメラ用途、それから動物観察用途に使用するには必要十分な画質かなと思います。思ったよりノイズ感少なくて好印象です。
何より暗視時の画質は良いですね。これなら撮り逃しも少ないでしょう。
終わりに
トレイルカメラというものを扱うのは初めてでしたが取説をさらっと見ただけでもすぐに使えます。
これからの時期、お子さんの自由研究にも使えるかもしれませんね。防犯用に、動物観察用に是非いかがでしょうか？？
最後に今回も商品をご提供いただいたANRAN様、本当にありがとうございました!
