こんにちは。
以前ANRANさんからPOEの防犯カメラを提供して頂いたのですが今回はワイヤレスの防犯カメラを提供していただけました。
ざっくりとレビューを、そしてセットアップの方法もご紹介します。
開封
中身は主に3つの箱(レコーダー、カメラ、アクセサリー)で構成されています。これはPOEのカメラでも同じでしたね。
レコーダー
レコーダーの箱にはレコーダーの他に説明書が入っています。もちろんPOEの方にも入っていた防犯カメラのシールが付属します。(笑)
今回の提供していただいたセットのレコーダーはなんと液晶一体型のレコーダー!別途モニターを用意する必要はありません。場所も取らないし良いですね。
端子類はこれだけ。電源、USBポート×2、LANポート、HDMIです。
必要に応じて各端子を使います。
アクセサリー
カメラとレコーダー用の電源アダプターと、マウス、LANケーブル、取付用のネジが入っています。POEのときも思いましたが、LANケーブルとマウスが付属するのは地味に嬉しいです。何も用意しなくて良いというだけで手軽ですよね。
カメラ
今回はカメラ4台のセットを提供していただいたのでカメラが4台入っています。
POEのカメラに比べて若干小さめですがその分アンテナの長さがあります。
簡単セットアップ
はじめに言っておくとPOEのカメラよりセットアップが楽です。とりあえずレコーダーとカメラの電源さえ確保してスイッチオンすれば録画ができます。それでは画像と一緒に見ていきましょう。
配線をする
電源、マウス、LANケーブルを接続します。
レコーダーの電源を入れる
電源を入れると一昔前のパソコンやサーバーみたいにビープ音が短めに1回鳴ります。
カメラの電源も入れておきましょう。
基本設定を行う
立ち上げたら基本設定の画面が出てくるので時刻を合わせておきましょう。
接続完了
基本設定を終えたら少し待ちましょう。我が家は狭いので今回は1台のみ設置してみましたが、すぐに画面に表示されます。
セットアップはこれだけです。簡単でしょう?
スマホやPCとの連帯、レコーダーの録画設定などの項目は充実していますが基本これだけで監視が可能です。
画質
画面の写り具合と画像の写り具合が同じようになるように撮りました。
本来であればUSBから録画データを落としてくることが可能ですが空きのUSBが無かったので画面直撮りです。
明暗がはっきりした、カメラにとっては正直厳しい場所にカメラを置いたのですが白は意外と飛んでいません。暗いところも十分に写っています。カメラの性能は良さそうです。暗視の写真は撮っていませんが、流石に監視カメラの老舗なので綺麗に写っていました。
歪みも思ったほどではなく優秀です。
画質に満足いかない場合、ある程度色の補正が可能です。
・色合い
・明るさ
・彩度
・コントラスト
の項目を設定できるのでよほどカメラにとって厳しい環境でなければ人間の手でなんとかできそうです。
その他の機能
今回はできるだけ簡単にセットアップすることを考えて使ってみましたが、機能自体は豊富です。必要に応じて機能を使ってみてほしいのですが、例えばこんな機能があります。
スマホから画面をプレビュー
IP PRO若しくはESEENET+というアプリでIOS,Androidのどちらからでも監視画面をプレビュー出来ます。初回のみアカウントの登録が必要です。
パソコンからプレビュー
専用ページから画面を監視できます。ウェブベースなので専用ソフトのダウンロードは必要ありません。
豊富な録画設定
POEのレコーダー同様様々な録画モード、録画スケジュールが用意されています。
曜日ごとの設定、動体検知による録画なども行えます。
メール送信機能
カメラが動体検知をした場合、指定のメールアドレスへ警報を飛ばすことが可能です。
上書き・データ自動削除
録画データがHDDの容量いっぱいになった場合自動で上書きが可能です。それとは別に、◯日後に削除という形でデータを自動で削除する項目もあります。
手軽に設置するなら良い選択です
なんとなくワイヤレスのカメラと言うと安定性に欠けたり、伝送距離が伸びないだろうなぁと思っていたのですが我が家で試した結果レコーダーから30mまでは伝送が可能でした。マニュアル上では遮蔽物がなければ50m程度伝送が可能なようです。
この暑さの中カメラを3日間屋外で可動させましたが問題なく録画できました。安定性も抜群です。
セットアップや設定もPOEの防犯カメラに比べると楽で全体的に易しめです。それでいて必要な機能はしっかり設定ページにあるので業務ユースにもアリだと思います。
長期の旅行や帰省で家を空ける前にぜひ防犯カメラをおすすめします^^: