こんにちは。
5月ですが段々と暑くなってきて車内でエアコンを入れる日も出てきたので今回は車のエアコンフィルターを交換したいと思います。
エアコンフィルターの役割
車には通常、家庭用のエアコン同様にフィルターが装着されています。(一部取り付けられていない車もあります。貨物車はオプション扱いでフィルターが最初から付いていない車が結構存在します。)
フィルターが目詰まりする事でエアコンの風量が低下したり、埃やカビが発生して異臭の原因になったりします。また、フィルターの無い車種の場合は埃がエバポレーター(家庭用エアコンで言う室内機・熱交換器)に到達してエバポレーターが目詰まりするのでこの場合も風量が低下したり、冷房の効きが悪くなったり、またその目詰まりを洗浄する場合は高額な工賃が発生してしまいます。
フィルターの交換時期は10,000km若しくは1年です。一度点検してみて必要があれば交換してみましょう。
交換方法
フィルターを用意する
私が乗っている車はトヨタのカローラランクスという車で13年落ちです。それでもエアコンフィルターというのは複数の車種で共通の型番のものが使えるのでモノは問題なく出てきます。今回は純正品(デンソー製)ではなく、社外品のものを購入しました。何回か購入しているものなのでリピートした形です。
中身はこんな感じです。
このフィルターは抗菌の作用のある層と、活性炭で脱臭をする層、花粉やPM2.5といったものを除去する層の3つの層で構成されているフィルターです。デンソー製のものより安いし、1年で交換するので質としては十分な商品です。
古いフィルターを取り外す
車のスイッチをオフ、且つ内気循環にしてから作業します。
多くの車はグローブボックスの中にエアコンフィルターが隠されているのでまずグローブボックスを開けます。
グローブボックスの左右を押し込みます。
グローブボックスが半分外れてエアコンの室内ユニットが見えました。
「7」と書いてある所にエアコンフィルターのフィルターが入っています。
ちなみに慣れてしまえばグローブボックスが半分空いている状態のままでも作業できますが、慣れない人はグローブボックスの側面に取り付けられているネジを取り外すことでグローブボックスが完全に外れて作業しやすくなります。
去年作業した時の写真ですがこんな感じに外せます。
フィルター比較
ちょっと分かりにくいのですが左が古いフィルター、右が新しいフィルターです。
汚れているのが分かると思います。1年前に交換して半年前に一度取り外して叩いたのですがそれでもこんなに汚れています。
田舎故に土埃や種子、葉っぱ類も多めです。
フィルターを取り付ける
では新しいフィルターをフィルターケースに取り付けましょう。
フィルターには上下の向きが決まっているので取り外したフィルターを見ながら交換すると楽チンです。
こんな感じにはめたらフィルターケースを元あったところにはめ込んで、グローブボックスをもとに戻して完成です。
おわりに
如何でしたか?意外と簡単ですよね^^;
家庭用エアコン同様、定期的にフィルターを交換してあげることでエアコンフィルターが原因の異臭を防ぐことが出来ます。フィルターの型番が分からない人はAmazonで車種+エアコンフィルターと検索するだけでも出てくるかもしれないので是非探して、自分で交換してみてください^^;