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人生詰んだ(通信制)大学生のブログ

子ども達に「楽しかった」以外の感想を書いてもらう方法

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 私は教員ではないものの、子どもからよく感想を聞いたり書いてもらわなくてはいけない。という仕事がそこそこあったりします。取材であったり、思い出DVDの制作であったり。
 学校から依頼される思い出DVDを例に挙げると、思い出DVDに全行事の写真を入れるのはやめたほうが良い(全体の尺が最高6分くらいが一番良い..と私は考えているため。3分未満かそれ以上長いとモーショングラフィックスを使わない写真ベースの映像の場合、子どもは集中して見てくれない事が多い。)ので、事前に生徒から楽しかった行事のアンケートとその理由を書いてもらいます。専用のアンケート用紙を先生方にお渡しして子供達に書いてもらい、それをこちらで集計。多く書かれていた行事の上位3~4つくらいまでを編集に掛けるという手法を私は取っています。

 さてこの時問題になるのはアンケートに書いてもらう感想です。映像中では感想をこんな感じで使うのですが...↓

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こんな感じで、油断すると小学生から高校生まで子どもは皆「楽しかった。」という感想でアンケート用紙を埋めてきます。そう。これが"楽しかった問題”です。
楽しかったのはよく分かりました。でもおじさんには何がどう楽しかったのか分からない。このままでは映像が「楽しかった。」で埋まってしまう。何としてでもこれは回避しなくてはいけません。

 この仕事を始めた頃、"楽しかった問題”にどう対処すれば良いのだろうかと悩んでいたのですが心理学をかじるようになってから「あっ、もしかして子どもは誰に向けて書いているのかがはっきりしないから、楽しかった。で済ませるのでは?」とひらめきました。このアンケート用紙は担任の先生から渡されてしまうのですが、先生は学校の行事に居合わせているので子どもからすれば楽しかった理由を知っている人なんですよね。(何がどう楽しかったのか、先生でも知らない場合も多いけど。。)
なので行事の事も何も知らないような人に書くという事を意識してもらえるよう2年ほど前からアンケートの説明部分に「行事の感想は皆さんのおじいちゃんおばあちゃんや、遠くに住んでいる親戚の人に書いているつもりで書きましょう」と付け足してみました。
 するとどうでしょう。子どもたち、なかなか良いことを書いてくれました。「100m走で練習では1位になれなかったけど本番で1位になれてうれしかった!」という具合でよく書いてくれました。

 この話を知り合いの中学校教員に話をしたら「その方法良いね..修学旅行の時の振り返りノートで"◯◯に行って楽しかった”って書く子多いんだけど、それなら改善できそう。。」と言われたのでこの"楽しかった問題”にはそこそこ効果的かもしれません。みなさんお試しあれ。